サマープログラムオリエンテーション2018
【当日の集合写真】
日時:2018年5月9日(水)
場所:Gustav-Stresemann-Institut(ボン)
イベント開催報告
JSPSボン研究連絡センターは、2018年5月9日、ドイツ学術交流会(DAAD)との共催で、サマープログラムオリエンテーション2018をボンで開催した。イベント当日は、6月に渡日を控える20名のうち15名が参加した。
JSPSサマープログラムは、欧米5か国の博士号取得前後の若手研究者に対し、夏期2か月間、日本語及び日本文化に関するオリエンテーションと、我が国の大学等研究機関において日本側受入研究者の指導のもとに共同して研究に従事する機会を提供するものである。 本イベントは、ドイツからのサマー・プログラム参加者が渡航前に一同に会し、ネットワーキングの機会を提供することを目的としている。また、近年の参加者からの報告や、サマー・プログラム参加後に応募可能なフェローシップについても、情報提供を行っている。
当日は、小平センター長の歓迎の挨拶からスタートし、本プログラムの推薦機関であるドイツ学術交流会(DAAD)のStrowa氏よりDAADの事業紹介が行われた。その後、参加者全員による自己紹介をはさみ、菊池国際協力員によりサマープログラムの概要説明、出口副センター長によるJSPS国際事業の紹介が行われた。コーヒーブレイクでは、参加者同士で和やかに交流が行われた。後半では、ドイツ語圏日本学術振興会同窓会(JSPS Club)のStaguhn氏によって同会の活動紹介が行われた。その後、2017年度のプログラム参加者であり、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)に研究滞在したBüker氏(ビーレフェルト大学)、新潟県立歴史博物館に研究滞在したIwe氏(フランクフルト考古学博物館)の2名から、日本での経験をもとにした発表が行われた。Q&Aでは活発に意見交換が行われ、特に日本での日常生活面について、2017年度のプログラム参加者への質問が集中した。参加者たちは、研究滞在する日本での生活をより具体的にイメージするとともに、疑問や不安を解消することができたようであった。
夕食会では、ボン研究連絡センタースタッフや講演者を交えて参加者が食事を共にした。ここでも終始和やかに参加者同士の交流が行われ、話題は尽きないようであった。
このプログラムを機に日独研究者の交流が深まり、将来にわたって広がることが期待される。
プログラム | |
13:30 | 受付
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14:00 | 歓迎の挨拶 Prof. Dr. Keiichi Kodaira (Direktor, JSPS Bonn Office)
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14:10 | 本日の予定説明 Jutta Schulze (JSPS Bonn Office)
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14:20 | DAADの事業紹介 Christian Strowa (DAAD, Leiter Ref. Stipendienprogramme Asien/Pazifik)
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14:40 | 参加者自己紹介
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15:00 | サマープログラムについて Minami Kikuchi (JSPS Bonn Office)
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15:15 | JSPSの事業紹介 Tomoko Deguchi (Geschäftsführerin, JSPS Bonn Office)
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15:30 | コーヒーブレイク
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16:00 | ドイツ語圏日本学術振興会研究者同窓会(JSPS-Club)の紹介 Wolfgang Staguhn (Mitglied des Vorstands)
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16:15 | ディスカッションおよび質疑応答
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16:30 | サマープログラム2017の参加者レビュー Björn Büker (Universität Bielefeld)
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17:00 | サマープログラム2017の参加者レビュー Karina Iwe (Archäologisches Museum der Stadt Frankfurt am Main)
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17:30 | ディスカッションおよび質疑応答
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18:30 | 夕食会 |