サマープログラムオリエンテーション2019

【当日の集合写真】

日時:2019年5月10日(金)
場所:Gustav-Stresemann-Institut(ボン)

イベント開催報告

JSPSボン研究連絡センターは、2019年5月10日、ドイツ学術交流会(DAAD)との共催で、サマープログラムオリエンテーション2019をボンで開催した。イベント当日は、6月に渡日を控えた15名が参加した。

JSPSサマープログラムは、欧米主要国の博士号取得前後の若手研究者を夏期2カ月間日本に招致し、日本の文化や研究システムに関するオリエンテーションと日本側受入研究者のもとでの研究の機会を提供するものである。 本イベントは、サマープログラム参加者が渡航前に一同に会し、ネットワーキングの機会を提供することを目的としている。また、近年の参加者からの報告や、サマープログラム参加後に応募可能なフェローシップについても、情報提供を行っている。

当日は、林センター長の歓迎の挨拶からスタートし、本プログラムの推薦機関であるドイツ学術交流会(DAAD)のFinken氏よりDAADの事業紹介が行われた。その後、参加者全員による自己紹介をはさみ、宇美国際協力員によりサマープログラムの概要説明、渡邉国際協力員によるJSPS国際事業の紹介が行われた。その後の休憩中も、参加者同士で和やかに交流が行われた。休憩の後は、前年度のプログラム参加者であり、名古屋大学に研究滞在していたNebauer氏(ハイデルベルグ大学)、東京大学に研究滞在していたHölyel氏(フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク)の2名から、日本での経験をもとにした発表が行われた。その後、ドイツ語圏日本学術振興会同窓会(JSPS Club)のGanter-Richter氏によって同窓会の紹介が行われた。ディスカッションでは活発に意見交換が行われ、特に日常生活面について、前年度のプログラム参加者への質問が集中した。

夕食会では、ボンセンタースタッフや講演者を交えて参加者が食事を共にした。自身の研究テーマに関する話題に加えて、日本での日常生活の醍醐味、滞在する研究室等へどんなお土産をもっていくのが良いかなどの話に花が咲き、和やかに参加者同士の交流が行われた。

本プログラムでは日本到着後に参加者全体でのオリエンテーションやホームステイを経験することができ、初めて日本に滞在する研究者にとって非常に日本の生活に馴染みやすいものとなっている。これを機に日独研究者の交流が深まり、将来にわたって広がることが期待される。

プログラム

13:30

受付

 

14:00

歓迎の挨拶

Prof. Dr. Masahiko Hayashi (Direktor, JSPS Bonn Office)

 

14:10

本日の予定説明

Jutta Schulze (JSPS Bonn Office)

 

14:20

DAADの事業紹介

Dr. Holger Finken (DAAD, Leiter Referat Forschungsprogramme)

 

14:40

参加者自己紹介

 

15:00

サマープログラムについて

Yukari Umi, (JSPS Bonn Office)

 

15:15

JSPSの事業紹介

Yu Watanabe (JSPS Bonn Office)

 

15:30

コーヒーブレイク

 

16:00

サマープログラム2018の参加者レビュー

Johannes Nebauer (Universität Heidelberg)

 

16:30

サマープログラム2018の参加者レビュー

Helen Hölzel (Archäologisches Universität Erlangen)

 

17:00

ディスカッションおよび質疑応答

 

17:30

ドイツ語圏日本学術振興会研究者同窓会(JSPS-Club)の紹介

Sabine Ganter-Richter (Mitglied des Vorstands , German JSPS Alumni Association)

 

17:45

ディスカッションおよび質疑応答

 

18:30

夕食会