ドイツ学術情報
KIRO2024開催:シュタルク=ワツィンガー大臣、フィリップ国務次官:AI(人工知能)ベースのロボティクスの時代が到来(6月18日)
連邦教育研究省(Bundesministerium für Bildung und Forschung : BMBF)と連邦経済・気候保護省(Bundesministerium für Wirtschaft und Klimaschutz:BMWK)は、KIRO2024として知られるAIベースのロボティクスに関する初の共同進展会議を開催した。シュタルク=ワツィンガー連邦教育研究大臣は、「ドイツはAIとロボティクスの研究においてすでに非常に優れた体制を整えている。」と述べ、ウド・フィリップ国務次官は「ドイツの産業と経済にとって、AIを活用したロボティクスは重要な技術的要素である」と会議の重要性を語った。
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シュタルク=ヴァッツィンガー連邦教育研究大臣:ドイツの学生の創造的思考力は高度に発達している(6月18日)
PISA 2022の枠組み内で初めて、15歳の生徒の創造的思考能力を評価する調査が行われた。調査の結果、ドイツの生徒の約78%が、創造的思考における適切な能力を持っていることが示された。シュタルク=ヴァッツィンガー大臣は、「ドイツにおける四分の一の生徒が創造的思考において特に優れた成績を示してるということは、非常に強力で重要な結果である。なぜなら、創造的思考は、ますます複雑になる世界で自分の生活や社会を責任を持って設計するための未来の能力の一つであるからだ。」と述べた。
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フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞2024の受賞者選出(6月18日)
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU, WPI)の吉田直紀特任教授は、研究者としての業績とドイツと日本の文化・社会の相互理解への貢献が評価され、2024年度フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞の受賞者に選出された。吉田特任教授は、天体物理学と宇宙論の理論研究で国際的に認められている。
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シュタルク=ワツィンガー大臣、シュトライヒャート=クリヴォット大臣:全国教育報告書の公表(6月17日)
第10回全国教育報告書が本日公表された。この報告書は、ドイツの教育システムの発展が包括的に記されており、今年は特にキャリア教育に焦点が当てられている。シュタルク=ワツィンガー連邦教育研究大臣は、「教育報告書は、若者を一貫して支援し、現代の労働市場の特別なニーズに応じた強力な職業教育システムが必要であることを示している。」と述べ、シュトライヒャート=クリヴォット教育・文化大臣も「資格を持たない若年層の増加が見られる。」と課題を述べた。
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シュタルク=ヴァッツィンガー連邦教育研究大臣:州務秘書官ドクター・ザビーネ・デューリング教授の休職を要請(6月16日)
シュタルク=ヴァッツィンガー大臣は、サビーネ・デューリング(Prof. Dr. Sabine Döring)国務大臣に対して、一時的な休職を要請する声明を発表した。これについて、具体的な理由は公開されていないが、一時的な休職は通常、内部調査や管理上の措置が必要な状況に対応することである。
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シュタルク=ヴァッツィンガー連邦教育研究大臣:ドイツは大学の国際化に向けた画期的な戦略が決定(6月14日)
文化大臣会議(高等教育部門)は本日、ザールブリュッケンで、連邦政府と州政府が共同で支援するドイツの大学に対する新しい国際化戦略を採択した。この戦略は、新しい技術的および政治的な発展や、増加する国際問題に対応して、大学の地位を強化し、より強固なものにすることを目的としている。これに対し、シュタルク=ヴァッツィンガー大臣は、「大学の国際化は、優れた研究と教育の核心要素である。国際的な科学協力はまた、気候危機、健康保護、人口構造の変化などのグローバルな課題に対処するための鍵である。」と述べた。
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2024年7月1日から3日までポツダムで開催されるDFG年次総会のお知らせ(6月10日)
ドイツ研究振興財団(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)は、2024年7月1日から3日まで、ポツダムで年次総会を開催する。この3日間の会議はポツダム大学の招待に応じて行われるもので、ブランデンブルク州で開催される初めてのDFG年次総会となる。
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アンニャ・スタインベックがHRK大学メンバーグループのスポークスパーソンに再選される(6月4日)
ハインリッヒ・ハイネ大学デュッセルドルフ校のアンヤ・シュタインベック教授は、ドイツ大学学長会議(Hochschulrektorenkonferenz :HRK)のメンバーグループの大学部門のスポークスパーソンとして、またHRKの副会長として再任する。
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「持続可能な開発のための教育イニシアティブ賞」について(6月3日)
連邦教育研究省(Bundesministerium für Bildung und Forschung : BMBF)とドイツのユネスコ委員会は、来年も再び「ナショナルプライス - 持続可能な発展のための教育 (Bildung für nachhaltige Entwicklung:BNE)」を授与する予定である。この賞は、2030年までに国連の持続可能な開発目標を達成するために貢献している取り組みを称えることを目的としている。
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DFG、4人の「ユーゲント・フォーシュト(Jugend forscht)」受賞者を表彰(6月3日)
ドイツ研究振興財団(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)は国内の若手研究者のコンテスト「Jugend forscht」で優勝した4名に対し、特別なヨーロッパ賞を授与した。この賞は、国際的な協力とネットワーキングの重要性を強調し、研究キャリアの成功に向けた支援を目的としている。受賞者には、各プロジェクトにつき1000ユーロの賞金が授与される。
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