JSPS他センター・他機関のイベント

(JSPS Washington Office)The Science in Japan Forum

JSPSワシントン研究連絡センターが、WPI拠点のQUPのご協力を得て、「Quantum Taste of the Universe」をテーマとして国際フォーラム第26回“The Science in Japan” Forumを開催します。
詳細は以下の同センターウェブサイトをご参照ください。
https://jspsusa.org/wp/230609-2/

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日時:  2023年6月9日(金)1:00 pm – 6:10 pm (EDT)
【日本時間 6月10日(土)2:00 am – 7:10 am (JST)】
【ヨーロッパ時間 6月9日(金)7:00 pm – 24:10 am (CET)】

開催形態:ハイブリッド(オンサイトは招待客のみ)
テーマ:Quantum Taste of the Universe

オンライン登録:
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZwsce6oqzoqGNNC9hivm8eSf9a2MT6NvyPL#/
【 2023年6月8日(木)(EDT)締め切り】

近年の加速器による素粒子実験と様々な手段での宇宙観測により、宇宙に関する多くの驚くべき情報が得られて来ました。現在では、量子宇宙の性格をより深く探求するために、その観測に量子場技術を使う新しい計画が進んでいます。日本では、2021年に、国際的な加速器研究施設である高エネルギー加速器研究機構(KEK)に量子場計測システム国際拠点(QUP)が新たに発足しました。QUPでは、量子場計測システム科学を構築しつつ量子宇宙の解明に迫ります。このシンポジウムでは、新しい手段によって量子場宇宙を味わい尽くす試みを日米の最先端の研究者がさまざまに語り合います。羽澄昌史QUP拠点長の基調講演のあと、低温量子検出器を使った地上および宇宙空間での宇宙背景放射(CMB)観測、いまだ正体不明の暗黒物質を新しい量子場技術で検出する試みなどを通して、これからの方向性と日米協力のありかたを議論します。さらにこのように開発された技術は、未来社会への貢献にも繋がることも指摘し、これからの研究方向を議論します。

講演者:
Masashi Hazumi (QUP, KEK)
Adrian T. Lee (QUP / University of California, Berkeley)
Akito Kusaka (The University of Tokyo / Lawrence Berkeley National Laboratory)
Reina Maruyama (Yale University)
Maurice Garcia-Sciveres (QUP / Lawrence Berkeley National Laboratory)
Hideo Iizuka (QUP / Toyota Central R&D Labs., Inc.)

モデレーター:
Dmitri Denisov (Brookhaven National Laboratory / Stony Brook University)

主催:    
日本学術振興会ワシントン研究連絡センター(JSPS Washington Office)

後援:  
アメリカエネルギー省(DOE)
アメリカ国立科学財団(NSF)
アメリカ科学振興協会(AAAS)
株式会社豊田中央研究所
高エネルギー加速器研究機構(KEK) 
量子場計測システム国際拠点(QUP)
日本学術振興会米国・カナダ研究者同窓会(US and Canada JSPS Alumni Association)
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)